グレンデール市の「平和の少女像」の復元作業が行われた。
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芸術作品専門の復元会社の関係者らが少女像の復元作業を行っている。

グレンデール市の姉妹都市委員会(KGSCA)によると、芸術作品の復元会社(Fine Art Restoration)に依頼し、少女像の塗装を剥がし、新たなコーティングをするなど復元作業が25日に完了した。

KGSCAのイ・チャンヨプ委員長は「少女像は酸化作用や破損などの影響で変色し、傷み始めた」とし「昨年、少女像の作家が韓国から訪れて復旧作業を行ったが、短期的な解決策であり、再び塗装が剥がれてしまった」と話した。

昨年12月、挺対協問題対策協議会の尹美香当時代表と少女像の原作者などがこの少女像に塗装作業を行ったことがある。(本誌2019年12月16日付A-4面)
今回の復元作業には、カンドリーム財団が費用を寄付した。画廊青少年財団も募金活動を行った。少女像復元処理と少女像の周辺の景色も改装することになる。

KGSCAは「少女像の景色改善案が承認され、今後2週間以内にグレンデール市公園局からの景色を改装する」と明らかにした。

少女像復元作業などは、一部の韓人団体が力を加えた。イ委員長は「北部LA韓人会、民主平和統一LA協議会、シェイクスピアクラブなどが寄付した資金は、少女像造園改善に使用される予定」とし「今後もグレンデール市と協力して韓人社会と共に少女像を管理して守っていきたい」と伝えた。
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グレンデールの平和の少女像が復元作業を経て再びきれいになった。

昨年、この少女像は犬の糞毀損事件(本紙7月25日付A-1面)で韓人社会から公憤を買ったことがある。以後、9月には太いマーカーペンを利用して少女像の顔などに落書きしたり、周辺に置かれている植木鉢が荒らされる事件が発生(9月19日付A-1面)、警察が捜査に乗り出して容疑者を逮捕した。以後、韓人社会の中で管理の重要性が改めて浮き彫りになった。

ソース:http://www.koreadaily.com/news/read.asp?art_id=8878491
2020.11.27|LA中央日報