慶尚北道と明日新聞、独島財団が外国人留学生たちと共に進めてきた「2020グローバル独島リポーター団」が、母国に「平和の島」独島を紹介する寄稿文を掲載して注目を集めた。
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慶尚北道と明日新聞、独島財団が共同で行った2020グローバル独島リポーター団の留学生たちが、独島についての寄稿文を母国の新聞社に掲載した。

独島レポーター団は、7月から9月まで独島と世界の平和をテーマにワークショップや西大門刑務所探訪、鬱陵島・独島探訪取材などのプログラムを共に行った。この事業は、観光や体験中心の通常の独島事業の代わりに、外国人留学生の若者たちが「大韓民国独島」について勉強し、世界各国に客観的な真実を知ってもらおうという趣旨で始まった。今年のイベントには、22カ国30人の外国人留学生が参加した。
独島レポーター団の外国人留学生は、今月10月と11月の2ヶ月間、それぞれ母国の主要なメディアに独島関連の寄稿活動を展開した。その結果、アジア3カ国のメディアに寄稿した関連記事が掲載された。アゼルバイジャンの中央日刊紙「オリンプニュース」、インドネシアのインターネットニュースプラットフォーム「コムパシアナ」、モンゴルの中央日刊紙「モンゴリルネン」が独島リポーター団で活動した自国留学生の寄稿文を掲載した。

アゼルバイジャン媒体に寄稿したアジジャ・フセンジャデ氏(27・延世大国文学科)は、「韓国と歴史的経験が似ており、分断や独島問題が他人事ではなかった」とし「グループディスカッションを十分にできたので寄稿文を書く過程が難しくなかった。マスコミも快く受け入れてくれた」と述べた。彼はまた、「来年も参加の機会が与えられるならさらに積極的に活動し、小さな実践であるが国際社会の葛藤解消に力を加えたい」と語った。

独島財団のシン・スンシク事務総長は「情緒的な共感が強いアジア国家のマスコミの関心がより多く、小さいながらも方向性は確かにつかむことができる成果を得た」と自評した。

独島財団は寄稿文の背景となる歴史知識に対する深化教育と討論をさらに強化し、より多くの国の主要媒体に独島関連寄稿と取材記事が掲載できるよう誘導する計画だ。
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ソース:http://www.naeil.com/news_view/?id_art=369763
2020-12-04 11:25|明日新聞