今回発刊された「韓国独立運動人名辞典」（1～2巻）には、2018年までに国から叙勲を受けた独立有功者のうち、「賈在衍」から「金己俊」まで1203人が収録された。

今回の韓国独立運動人名辞典発刊のために120人あまりの韓国近代史専攻者が執筆者として参加した。今回の辞典編纂は独立運動のために社会全般の認識レベルだけでなく、これまで蓄積された学界の韓国独立運動史の研究成果を反映した。

独立運動家が歩んできた人生の軌跡と独立運動の活動をそのまま記録すると同時に、これまで独立記念館が収集した画像や資料を一緒に提供することで愛国者の生活を立体的に理解できるようにした。


この辞典は日帝強占期の苦難の時期に民族と国のために献身した愛国者の生活と精神を盛り込んでいる。彼らが歩んできた人生の軌跡の中で、自主と独立だけでなく、自由と平等、平和共存という人類の普遍的価値も発見することができる。

「韓国独立運動人名辞典」は、独立運動家の専門辞典として2018年までに叙勲を受けたすべての独立有功者を収録することを目標とする膨大な作業である。

また、この事業は、これまで独立運動家でも全く注目されなかった人々の一代記までスポットを当てることで、既存の百科事典や人物辞典とは大きな違いを示している。

独立記念館は、すでに「韓国独立運動史事典（総論）」（全2巻、1996年）と「韓国独立運動史事典（運動・団体編）」（全5巻、2004年）を出版した。

その続編として「韓国独立運動史事典（人名編）」を企画していたが、2015年光復70周年を迎え、「韓国独立運動人名辞典編纂委員会」を発足させることで、本格的に「韓国独立運動人名辞典」編纂事業を開始した。

独立記念館は、今回発刊された「韓国独立運動人名辞典」1～2巻をはじめとして、2024年までに合計25冊を編纂する計画だ。

ソース：http://naver.me/xAazzvI1
2020.12.10 午後3:50｜ニューシス